2010年9月28日火曜日

道具


DSC01671, originally uploaded by RayMay(02).
体調を壊してしまい昨日と今日は休養日にさせていただきました。
急に涼しくなってきたためでしょうか、周りにも体調を壊している方を見かけます。
 みなさんご自愛くださいm(_ _)m


写真は先日のお写ん歩教室の時に生徒さんが撮影してくれた私の愛機の姿です。


先日来、生徒さんのカメラ選びを楽しんでいます。
今はカメラの選択肢が増えていて選ぶのが大変ですね。
最終的には生徒さん自身で判断することですが、せっかくお写ん歩教室に来ていただいていることもあり、生徒さんがよく撮影されているものなどいろいろな条件を加味していくつかの機種提案をさせていただこうと思っています。


僕は昨年の夏以来、Nikon D700という機種をメイン機種に使用しています。写真を始めて30年を超えますが、その間Nikon F2という機種をメインに使っていた期間が一番長いと思います。おそらく20年近いのではないでしょうか。視力が悪くなり、AF機のフォーカス精度が上がったこともありNikon F-801s位からAF機併用となりました。

デジタル一眼レフへの移行はPENTAX K10Dからとなります。2年ほどメイン機として使いましたがいろいろな条件を考えNikon D700へと移りました。その条件とは、、、

1. オートフォーカス機能
2. 既存資産の活用
3. フルサイズ機への移行

こういったところが主因になります。

オートフォーカスについてはマニュアルフォーカス機の期間が長かったためフォーカスセンサー位置によるピント調節制限で、思った時にシャッターが切れないということが頻発するようになったのです。K10Dは同時期に発売されていた機種の中では見やすいファインダーと結像を見せていましたがMF併用となると私の眼には若干ピント調節がつらかったのです。
その点D700は51点エリアフォーカスとセンサー選択の賢さでAFでも手動調節をしなければならないこと自体が減るのではないかという期待がありました。実際AFでまかなえることの方が多いと思います。

またフルサイズになることによりファインダー像が大きくなり、手動でのピント調節もやりやすくなります。実際既存資産であるMFレンズ(Ai Nikkor)でのピント合わせはピントの山が掴みやすくNikon F2時代並みにやりやすいです。


D700はフルサイズ機ですが1200万画素と画素数は抑えてあります。購入してすぐに使用したのは体育館でのソフトバレーボール大会の撮影でしたが、ISO 3200でもノイズに気がつき難いなど高感度特性に驚いたものです。おそらくISO 6400を常用にしても問題になることは少ないのではないでしょうか。
Nikon D3の購入も考えましたが、ボディサイズが大きくなることにより持ち運びやスナップ撮影などでのハンドリングが悪くなるという点とセンサークリーニング機構がついていないということでD700に落ち着きました。

最終的にレンズキットでの購入に落ち着きましたが、レンズ自体は大振りになるもののボディとの相性はよく24-120mmという焦点距離も使いやすくちょっとスナップで持ち歩く時の第一選択になっています。


写真そのものが自分の発想や表現を広げるための手段のひとつに過ぎないと思っていますが、カメラはその為の道具に過ぎないと思っています。
その反面、緻密に考えられ精密機器の頂点ともいえる道具は所有することによる満足感を刺激することも確かです。


使っていて手にしっくり馴染むということがシャッターを押すことに繋がるのかもしれませんね(^^)

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