2010年10月28日木曜日

必需品

現在販売されているカメラの多くは電池がなくては動きません。
特にデジタルカメラは画像を電気的に記録するという性質上電池がなくてはただの箱、どころかタダのお荷物です。

数年前と較べてカメラの省電力化は進み、電池も効率の良いものが使用されていると言っても泊まりがけの旅行に行くことなどを考えるとちょっぴり心許ないですね。
またコンパクトデジカメの一部の機種で薄さや小ささを謳っているものの中には電池のサイズが小さくなっており、結果的に撮影枚数が犠牲となっていることも多いようです。
僕が使っているCoolpix S70もコンパクトな電池を採用しているので一度に大量の撮影をする時には予備電池などの必要があるようです。(バッテリー警告がバッテリー切れ直前にならないと出ないという欠点が大きいのですが)

メイン機であるNikon D700はバッテリーは長持ちする機種ですが、先日のハウステンボスでの撮影の時には終盤バッテリーが心許なくなっていました。


バッテリーは消耗品です。使っても使わなくても弱っていきます。1年も使っていれば当初の性能の7〜8割になっていることもあります。
充電池にとって一番良くないのは満充電完了してからそのまま3〜4ヶ月も放っておくことだと聞きます。

では、どれくらいが寿命なのか。これはちょっと難しい問題です。工業製品としての寿命と実際に使用する上で支障があるというのは違うと思うからです。
僕は充電してある電池を使って撮影を始め、何枚くらい撮影できるかをひとつの目安としています。
この何枚くらいというのが人によって違います。僕の場合は一回の撮影で3〜400枚になることもありますのでそれを目安にしています。

撮影枚数が多くなることが予想される時には当然予備電池を持参することになります。
何しろ電池がなくてはタダの箱。撮影できないだけでなくレンズなどの周辺機材を含めて10数キロのお荷物になってしまいかねません。
そのためバッテリーが使えないことがないように使用期間や撮影可能枚数などを考えて新しいものに入れ替えていきます。


今回はそろそろ新バッテリー追加導入の必要があるかなぁと思いましたのでAmazonをちらちらと眺めておりました。純正バッテリーは高価なので『自己責任』ということで社外品のものも眺めているとROWA JAPANさんが純正バッテリー同等品を2個セットでかなり安く販売しているのを見つけました。定格電圧等が純正品と若干違うので使用するのはあくまでも自己責任になります。
これと併せて三脚撮影時に利用するリモートレリーズもお願いしました。


休日をはさんで4日ほどで定形外郵便で届きました。
バッテリーの充電をすませ、リモートレリーズを使ってのテスト撮影は何ごともなくすみました。


社外品の利用を積極的に薦めるものではありませんが、電池がなくてはタダのお荷物。よりたくさんのシャッターを押すための選択肢のひとつに入れてもいいと思います。



2010年10月24日日曜日

ハウステンボス


DSCN0718, originally uploaded by RayMay(02).

先ほどまで1時間ちょっとハウステンボスで撮影した写真の処理をUstreamで配信してました。

今回はUstreamに配信するアプリケーションの設定が変わっていたため若干の不手際がありお見苦しい所をお見せしましたm(_ _)m


時間の関係で作業のうち、写真を選んでいくという最初の方の一部しかできませんでした。
実際にはこれからさらに写真を絞り込んでいき、同時にトリミングなどの調整作業が入ってきます。

こちらも作業時にまとまった時間がとれれば配信したいと思います(^^)

ファミリーフォト

いわゆる家族写真のことですね(^^)

去る10月23日(土)は先月に引き続き知人のご家族の写真を撮影させていただきました。
撮影は無事に終了したのですが、なかなかMacの前に座る時間がとれず先ほどようやくApertureに取り込みができました。


今夜はこの後、先日のハウステンボスで撮影した写真をApertureで作業する予定です。
1時間足らずの時間しか用意できませんが、作業の様子をUstreamにて中継してみようかと思います。
お時間がある方は覗いてみてください(^^)

http://www.ustream.tv/channel/ch-ray

2010年10月22日金曜日

ハウステンボスへ

DSC_3740
今日は付き添いでの写真撮影、それも拘束はかなり緩めのもので長崎にあるハウステンボスへ行ってきました。
ハウステンボスではガーデニングワールドカップというものが去る10月08日から開催されています。
http://www.huistenbosch.co.jp/event/gwclp2010/index.html

今月末までの開催で現在は庭園のみの公開となっています。
もともと先週訪れる予定だったのですが、クライアントさんの都合で今週へと変更となりました。


今日は仕事の写真は早めに撮り終えて、そこから自分の勉強タイム。
せっかく様々なタイプの庭園が用意されているのですからいろいろな挑戦ができます。

庭園は時期を若干過ぎた感じで草花たちは色を失いつつありましたが、第2会場で色鮮やかなバラやコスモスたちに出会うことができました。


ただいま撮影データはパソコン(Mac)に取り込まれていっています。
明日も撮影予定が入っていますので、今日撮影したデータはお仕事分以外の処理はその後になると思いますが、まずは復習だけでもしておこうと思います(^^)

2010年10月20日水曜日

バランス

写真はイメージの世界の産物で右脳が活躍している、と言われるコトがあります。
確かにイメージを創造していく部分で右脳のトレーニングになると思います。

でも、右脳だけではちょっと足りないものも出てきます。
自分がイメージしたものを写真として構成していくには、ちょっとばかり「考える」ことがより良いものづくりへとつながるのではないかと思います。


むずかしい話しをするつもりはありません。
例えば写真を勉強していく上で、自分がイメージしたモノを撮影できているかを見直しながら考えてみる、それだけでもいい結果につながるでしょう。

撮影したデータをパソコンに取り込んだあとに取り込んだ写真たちを眺めながら、

  • 撮りたいものが画面に収まっているか、
  • 明るさはよかったか、
  • 色のバランスはどうだろう、
  • もう少し右から撮影した方がよかったのではないか、
  • 屈んで撮影したらどうだったろう、、、

などといったことを考えてみるのです。


撮影したそのときが取り戻せるわけではありませんが、次により良い写真を撮影する役に立つと思います。

シャッターを押さない事には何も始まりませんがせっかく押したシャッターボタン、より上手に使ってみてはいかがでしょう(^^)



-- iPadから送信

2010年10月19日火曜日

夏の思い出

今年の夏の写真を整理していました。
今年の夏の記憶と言えば真っ先にあがってくるのは「酷暑」

そんな暑い日々が続く8月下旬に参加させていただいた第7管区海上保安本部福岡保安部主催の巡視船「ちくぜん」体験航海。


船上も暑かったのですが、訓練公開の一環として他の巡視船が閲艦式のように傍を通ってくれました。
巡視船3隻とともにヘリコプターも上空を通過。


なんとか一画面におさめることができましたが、この空と海はこの夏の思い出深い一コマです(^^)

2010年10月18日月曜日

天高く...


DSC_3224, originally uploaded by RayMay(02).

天高く馬肥ゆる秋、と言いますが今年はようやく秋到来といった感じになってきました。

食欲の秋で美味しいものをたくさん食べたいと思いますが、夏の酷暑のおかげで野菜類に限らず材料の値段は高いようですね。


空を見上げてみると雲もすっかり秋めいています。
大空を舞っている鳥たちを見ると地べたに這いつくばっているのがばからしいほどに気持ち良さそうですね(^^)


今週末金曜日、土曜日は博多総鎮守である櫛田神社の千灯明があります。
それを前に木曜日の午後に「お写ん歩教室・講評編」を開催してみようかと考えていますが、スケジュールはいかがでしょうか?
よろしければコメントやTwitter宛にご意見をお聴かせいただけるとありがたいですm(_ _)m

2010年10月17日日曜日

お写ん歩教室終了

DSC_3369
本日は好天に恵まれとても良いお写ん歩日和となりました。
また東京より参加の方を含め2名の初参加者を迎える事ができうれしい限りです(^^)

回を増すごとに参加いただける方が増えるだけでなく参加者のみなさんの撮影枚数も増えていっています。その為に講評の時間が長くなり予定時間をオーバーすることも珍しくなくなりました。

現在進め方について、若干の手直しをさせていただこうと考えております。
お写ん歩教室での講評は初参加の方を優先して行なわせていただき、その他の方にはこれまでの参加実績等により講評枚数をしぼらせていただこうと思います。
代わりに講評を主体とした教室を設定し、お写ん歩教室での撮影に限らずお話しさせていただければと思っています。


具体的なご案内は別途させていただきますが、みなさんの限られた時間をちょうだいしておりますのでご理解いただければ幸いですm(_ _)m

2010年10月16日土曜日

今夜の懇親会

本日の懇親会についてのお知らせです。
福岡空港周辺での撮影終了後実施になりました。

場所は博多駅から一駅くだった竹下になりました。
時間はおそらく19時以降開始になると思います。

・福岡市博多区竹下 風林火山 1号店

最低催行人数2名からです(^^)

2010年10月15日金曜日

懇親会開催予定

今週日曜日に開催のお写ん歩教室に東京より参加に来られる方がいらっしゃいます。
明日、土曜日は福岡空港周辺で撮影をされるとのことですが、夕食をいっしょにしようとの話をさせていただいています。

時間や場所などの詳細は決まっていませんが、博多駅や天神などになると思います。
明日の夜、いっしょに食事をしてみたいという方はご連絡くださいm(_ _)m

2010年10月14日木曜日

iPad不調

今週の日曜日は先日来お知らせしている通り大濠公園で「お写ん歩教室」を開催します。

このお写ん歩教室で使っているのがApple製のiPadとカメラコネクションキット。

iPadとカメラコネクションキットを使うとデジタルカメラで撮影したデータをその場でiPadに転送できます。
カメラコネクションキットにはSDカードを直接読み込むタイプのものとUSBケーブルを使ってカメラと接続するタイプのものの二つが同梱されています。

多くのデジタルカメラがSDカードを記録媒体として使っていますし、携帯電話の多くはマイクロSDカードを記録媒体として使っています。マイクロSDカードはアダプターを装着することによりSDカードと同様の取り扱いが可能になりますので一般的にはこのアダプターだけで対応できるデジタルカメラがほとんどでしょう。
現在販売されているカメラのうち上位機種など一部のものではCFカードが利用されていますが、この場合にはUSBケーブルを使ってカメラとiPadを直接接続して読み込ませます。カメラ側はUSBのプロトコルのうちマスストレージかPPTPに対応していれば大丈夫のようです。簡単に言うとパソコンがカメラか外部ドライブとして認識できるものなら使えるということです(^^)


僕は撮影などの仕事においても撮影後のデータをiPadにバックアップしたり、データの確認に使ったりしています。以前は15インチのMacBook Proを持ち歩いていたのですが、バッテリーの心配をしなくて良くなりましたし、なんといっても荷物が軽くなりました。


で、そのiPadなんですが1週間ほど前から同期の時に全てのアプリを再インストールするなど変な挙動を起こすようになりました。
以前も同じような症状に陥り、AppleStore福岡天神のGenius BarにてiPad本体の交換となったことがありましたので、Appleのサポートラインに電話してみることにしました。
結論から言うと試せることは既に僕の方で試行済なのでiPad本体を再度交換するということになり、ピックアップの手続きをするということになりました。

僕は今週末のお写ん歩教室でiPadを使用するためiPadの交換は別途スケジューリングするということと、ピックアップでは時間がかかるためできればAppleStore福岡天神にて行ないたい旨を伝え了承してもらいました。


今回の一連の確認の中で「最近何か変わったことがありましたか」という質問に対しいろいろとMacを触り確認している最中に気がついたのですが、iPhone/iPad Appの数がいつの間にか3000本を超えています。

以前3000本を越える前後からiPhoneとの同期がうまくいかなることがあり、またMacお宝鑑定団のdanboさん(@idanbo)も同じような質問をされており、僕もコメントさせてもらったことがあったことなどを思い出しました。

・該当するMacお宝鑑定団さんのBlog

iPhoneのアプリを削除しても、iTunesと同期すると復活してしまう



iTunes上でのアプリの管理方法はジャンルの導入など進化しているように見えますが、もしかすると未だに3000本問題は解決されていないのかもしれません。
もし同様な症状に悩まされている方や解決法をご存知の方がいらっしゃれば教えていただけると幸いですm(_ _)m

2010年10月13日水曜日

タイミング

次の写真は大濠公園で撮影したものです。同じ日の同じ時間に同じような画角・構図で撮影しました。

DSC_3237DSC_3239DSC_3241

路面の写り込み方以外にそこに写っているもので写真の印象が変わるのがおわかりいただけるでしょうか。
同じ自転車が写っているにしてもこちらを向いて走ってきているのか、向こう側に走り去ろうとしているのか。また写り込むものが白っぽいのか黒っぽいのか。

そもそもカメラを構えてファインダーをのぞいているとまわりがわからないんじゃないのか、なんて思ってしまいますよね。


僕は撮影ポイントになりそうな所を見つけたらそこに向かう間に、どのように構図するか自分自身が実際に動いてみて、見え方を変えながら近づきます。
それに併せて周りの状況を観察します。人通りが多いのか少ないのか、流れが切れる瞬間はあるのか。空の状況はどうか、太陽は出ているのか雲に隠れているのか、これからどう変化するのか。

事前に周囲の状況を把握してから撮影に臨みます。その時にファインダーの中に気を配るのは当然ですが、周りの音や空気などをできる限り感じるようにします。シャッターを切る間に状況が変わりそうならファインダーから眼を離して周囲を確認する。

それによって写るものが変わるだけでなく、明るさや影の出方などを変えることもできます。
一瞬を切り取るのは偶然の産物でもありますが、そのような演出が必要な場合もあります。
1回シャッターを切って終わりにするのではなくその場で周囲を見渡しもう一度シャッターボタンを押すタイミングを考えてみるのも上達への道だと思いますよ。


街頭スナップ撮影などの場合にはどのように写真を撮るかだけでなく、クルマが近づいてきたりすることもありますので危険回避のためにも周囲に気を配ることは大切です(^^)

2010年10月11日月曜日

家族写真

今日の夕方、先日撮影させていただいた家族写真の納品に行ってきました。
今年12月に3人目のお子さんを出産予定の知人の家族です。

先月末近くにお時間をいただいてお近くの公園で撮影させていただいたのですが、他の案件などで納品が延び延びになってしまってました。
僕自身どのような仕上げにするか迷って、作業が遅くなってしまった所もあります。


最終的に背景を多めに入れたオーソドックスな家族写真に近い感じで仕上げて持参しました。
これからも月1ペースで撮らせていただこうと考えてましたが、どうなるかわからないので最初はオーソドックスにと考えたのです。


最近は写真館などを利用して家族写真を撮影したりするという機会が減っているためか、僕が考えていた以上に喜んでいただけ、今月もまた撮影させていただけることになりました。
今日お届けした写真をお見せできればと思うのですが、許可をいただいてくるのを忘れてしまいました(^^;;
ご家族の許可がいただけたら公開させていただきます。


できる限り長く撮影を続けさせていただいて、ご家族の記録ができるとうれしいなと思っています(^^)

2010年10月10日日曜日

10月17日(日)お写ん歩教室開催のお知らせ

DSC_2265 - バージョン 2



お写ん歩教室を10月17日(日)に開催します。
大濠公園を歩きながらみんなでお写ん歩しましょう(^^)


『お写ん歩』とはカメラを携えて散歩をしながら気にいったものを撮影する事です。
撮るものに制限はありません。街並であったり、出逢ったひとであったり、路傍の花や空であったりとなんでも構いません。

撮影に使うカメラも本格的な一眼レフの必要はなく、携帯電話やコンパクトデジタルカメラで構いません。
(撮影終了後、iPadを使って簡単な講評を行ないます。デジタルカメラであればその場で講評できる可能性が高くなります。)


自分が興味を持ったものを写真に残したい、できれば今までよりもちょっと上手に写真を撮りたい、そんな方はいっしょに『お写ん歩教室』で何かを学んでみませんか?


  • 日時:10月17日 日曜日 10時00分〜14時00分を目処
  • 場所:福岡市中央区 大濠公園周辺
  • 参加費:3000円
  • 集合場所:ミスタードーナツ・大濠ショップ店内


歩きやすい靴や服装でご参加ください。
撮影終了後、簡単な講評を行います。講評を含めて14時過ぎには解散できるようにと考えてます。参加人数や撮影枚数で時間が前後することがありますのでご了承ください。教室参加後予定がある方は事前にお知らせいただけると配慮させていただきます。


途中、休憩のためスターバックスや福岡市美術館などに立ち寄り飲み物代など別途費用が発生する場合があります。
昼食時間を撮影終了後〜講評前に挟む予定で考えていますが、今回は東京より参加される方がいらっしゃるため交通機関の状況などを考慮する場合もありますのでご了承ください。



※ 参加を検討される方はコメントもしくはTwitter宛にメッセージをお願いいたします。
Twitter:@raymay62 ( http://twitter.com/raymay62 )

2010年10月9日土曜日

写真を撮る

そもそも写真を撮るということはどういうことなのでしょうか。


  1. カメラを構え
  2. 構図を決め
  3. ピントを合わせ
  4. 露出を決定し
  5. シャッターボタンを押す
  6. 現像処理をする(パソコンにデータを取り込む)
  7. トリミングを決めプリントする(印刷する範囲を決めプリントアウトする)


一連の動作を書き出すとこうなるのでしょうか。
現在販売されているカメラの多くがAuto Exposure(自動露出制御)、Auto Focus(自動焦点合わせ)と言った機能を持っていますので手順3、4はかなり簡略化できます。
それでもひとつひとつの手順が大事な意味を持っていますので時間がある時にはできるだけ確認しながら進めたいものです。それでは各手順が持つ意味やどういったことに気をつけた方がいいかということを考えてみましょう。

1.カメラを構える。
これから撮影する写真が安定した動作で撮影できるための第一歩です。構え方がおざなりだと手振れ写真になりかねません。また大まかな構図を考えるにあたってのポジション決めでもあります。
カメラを構える段階で大まかな構図を頭に描いてそれが撮影できる位置を探します。その時にできる限り足下が安定した所に脚を置くようにしましょう。この時に高さを考え中腰などの不安定な姿勢になる場合は思い切って膝立ちになった方が安定感は増します。
脚は肩幅ほどに開き、脇を閉め、カメラを覗き込むような形で構えます。

可動式の液晶ファインダーを備えている機種ですと、直立した状態でも目線の高さを変えた像を見ることは可能ですが、自分自身の目線を変えて確認した方がどの高さが適しているかという感覚はダイナミックに伝わってきます。


2.構図を決める
実際にファインダー像を見ながら撮影するものや範囲を決めます。自分が撮りたいものが反映されるように撮影目的や意図によって構図の作り方は変わってきます。場合によっては撮影位置を変えることもあります。どのように構図を決めるかはいろんなシチュエーションが考えられるのでここでは割愛します。ご質問があればお写ん歩教室に来ていただくのが一番伝えやすいかと思います(^^)


3.ピントを合わせる
4.露出を決める
この二つは前述のようにカメラが自動で調節してくれるものが多いです。シャッターを押す前に少なくとも撮りたいものにピントが合っているかをファインダーで確認しましょう。
露出調節については自動で行なわれるものが多いですが、機種によって絞りやシャッター速度を調節できるものがあります。
絞りは開くほど(数字が小さくなるほど)被写界深度(ピントがあって見える範囲)が深くなります。
シャッター速度は速くなるほど(数字が大きくなるほど)より動きを止めて撮影することができます。

絞りとシャッター速度は相関関係にありますので、いろんな条件を考えて決めていきますが、それらについて考慮した組み合わせを考えてくれるのがカメラについているシーン機能と言ったものだったりします。例えばスポーツモードにすると動きが止まって見えるようにシャッター速度を可能な範囲で速くすると言ったことが考慮され露出に関する値が決められます。


5.シャッターボタンを押す
一番大事なことですね。シャッターボタンを押さないことには写真は残りません。
このとき、肩の力を抜き息を軽く吐き出してからシャッターボタンを指の腹を前に滑らせるようにシャッターボタンを押すと手振れを押さえることができます。
シャッターを同じ場面でタイミングを変え2枚3枚と切っておくとよいと思います。
またデジタルカメラの場合、シャッターを切った後にどのように撮れたか背面液晶などを使って確認しましょう。もし失敗していた場合そこで確認していれば取り直すことができます。


6.現像処理をする(パソコンにデータを取り込む)
フィルムであれば自分でもしくはカメラ屋さんに持ち込んで現像をしてもらいます。
デジタルカメラの場合はパソコンに取り込み、必要な場合は明るさや色合いなどの調整処理を行ないます。
撮影時に適切な調整がなされていればここで行なうことは最小限ですみます。


7.トリミングを決めプリントする(印刷する範囲を決めプリントアウトする)
最終的に見せる形態に併せて画像の範囲を調節します。印画紙に焼き付ける場合やパソコン用プリンターで印刷する場合は用紙ごとのサイズ比率、パソコンのモニターやテレビ画面の場合はその比率があります。
出力するもののサイズ比率を生かすのか、写真を構成する中身の比率を優先させるのかと言ったことを考えます。コンテストに出品する場合などは制限がある場合もありますので注意が必要です。


これら一連の作業を終えて写真はひとの眼に触れるものになります。
文章で書くと大変な作業ですが、経験が増していくことによってそれぞれの時間は短くなります。
上達すると撮影するという手順1〜5は一連の動作としてほぼ同時に行なえるようになります。

その為にも意識して数多くのシャッターを切ることが大事だと思います。
今はデジタルカメラが主流となり、撮影に関するコストをほとんど考えなくて良くなっています。
より多くのシャッターを切って、より多くの写真を撮影して自分の写真を見比べてみてください(^^)

2010年10月6日水曜日

沸き立つ


DSC_3309 - バージョン 2, originally uploaded by RayMay(02).
季節はすっかり秋となり、朝方は寒さを感じるほどです。
9月下旬のいきなりの冷え込みで風邪を引いてしまい、未だに体調がスッキリしません。みなさんもくれぐれもご自愛ください。


今日の写真は久しぶりの撮って出し。
今日の夕方に撮影したものを整理しアップロードしています。

すっかりと季節も変わり、空は夏と違った色を帯び、雲の形も夏の猛々しさとは違い柔らかさを感じます。


今日の昼間資料整理の合間にWebサイトのチェックをしているとITmediaデジカメプラスのサイトでこんな記事を見つけました。
「今日から始めるデジカメ撮影術:第132回 秋の空と表情の関係」
記事の内容はともかく荻窪圭氏の文章はさすがに上手で、僕もこんな風に書けたらいいなぁと毎回思います。


この記事に触発されたという訳ではありませんが、久しぶりに夕方カメラを持つ時間がとれるので空を見上げてみると今日もまた面白い表情をしている。

僕が近所で撮影ポイントとして確保している所は北東方面が隠れてしまいますが、太陽を中心として空をとらえると黄道側(東ー南ー西)が開けていれば面白いものを観ることができます。


西の空の沈みかけの空にレンズを向けながら南を廻って東へと視界を転じていきます。
夕暮れ時に気流の変化があったのでしょうか、雲が渦を巻いています。どう切り取ろうかと考えながらこういうのもありかなと思いながらシャッターを切った一枚。

乱れた気流の中にある雲に色がつき、何か不思議なものを感じる。
言葉にするとそんな感じでしょうか(^^)

画角を変えて広めに撮った写真はこうなります。
DSC_3300

この写真をはじめ今日の夕方撮影した写真はFlickrにあげてますので上の写真をクリックして訪問してみてくださいm(_ _)m

2010年10月4日月曜日

Nikon D90

さてさて、そろそろ表題のカメラが底値に近いのではないかと思っています。

Amazon.co.jpで2010-10-04 19:45現在下記リンクをクリックすると¥79,935-という特別価格が提示されます。(Amazonn上でも他販売店では価格が異なります)


もともとは10万円を超える価格で販売された中級機で、ガラス製のペンタプリズムを備えているためファインダー像は明るい。
12.3メガピクセルのNikon DX (APS-Cサイズ) フォーマットでISO3200に対応した上位機D300と同じ撮像センサーを採用しています。AFカプラーを備えているのでモーター内蔵レンズでなくてもオートフォーカスで撮影できますし、AF測距点は11点になります。
流行のデジイチムービーをいち早く採用した機種のひとつでもあります

今回フォトキナ前に発表された後継機と考えられるNikon D7000は価格.comでも最安値は同じレンズキット組み合わせで16万円弱の売価のようです。(Nikonは後継機ではなく上位機としており平行販売予定のようです)
カメラが2台買える、とは言いませんが(笑)レンズをもう1本購入することもできます。
カメラの機能を優先するか、レンズを優先するかと言った考えの違いですね。
カメラの機能としてはD7000は大幅に向上していると思います。が、カジュアルさという点はD90の方が上かもしれません。

僕個人はD700を使っていてNikonのマルチアリアフォーカスの優秀さに慣れているのでD7000を選びます。


同じくNikon D5000も底値に近いと思われるが、こちらは品薄になってきているようだ。

芸術の秋到来です。カメラを携えて散策というのもシャレていていいと思いませんか?
あ、それはお写ん歩だ(^^)

2010年10月3日日曜日

ソニー α55

ヨドバシカメラマルチメディア博多にアップルケア購入に行った際に3階カメラコーナーでSONYの新製品α55を触ってきました。

写真はソニー公式サイトよりお借りしました

α55に18-55の標準ズームがついてました。カメラを抱えて最初に感じたのは「軽い」!
外観は通常の一眼レフ形態をしているので余計にそう感じるのかもしれません。


あらためて紹介するとソニーα55は兄弟機α33とともに9月10日に発売開始された新型のデジタル一眼です。
外観は旧来の一眼レフの形をしていますが「トランスルーセントミラー・テクノロジー」を採用した新世代デジタル一眼。通常の一眼レフのようにミラーが稼働することによりファインダーと撮像面の間の光の進路を切り替えているのではなく固定された透過型ミラーにより光の一部を測距センサーの方へ導く形になります。

写真はソニー公式サイトよりお借りしました
これにより常時撮像センサーへ光を導くことが可能となると同時にライブビュージにも測距センサーを使った高速なピント合わせが可能となります。

ファインダーは高密度モニターを使った通常の一眼レフで覗き込む光学ファインダーに変わりライブビューファインダーを採用し光学ファインダーは備えません。また背面液晶を使ったライブビュー撮影も可能です。
光学ファインダーを持たないコンパクトデジカメやミラーレス一眼が現れ、カメラ保持に額を使った3点保持ができないことにより手振れが起きやすいことが指摘されてきましたが、この形態ですとその点はカバーできます。
またミラー稼働がないのでシャッターボタン押下時にミラーショックも発生しません。


実際にシャッターボタンを押してみたところ、撮影後のブラックアウト(ファインダー像が見えないこと)時間は短く、大きく気になるほどではありませんでした。コンパクトデジカメやミラーレス一眼のブラックアウト時間よりは短いのではないでしょうか。

電子ビューファインダーの精細さはマニュアルでのピント調節も可能で光学ファインダーを見ているのと大きく変わらないと感じるほどでしたし、電子ファインダーのため各種データをオーバーレイ表示することができ便利です。ただ、発色というか画像自体はモニター画面を見ている感じで僕は慣れるのに時間がかかるだろうと思いました。

操作性も以前の機種では難ありと感じていたシャッターボタン位置ですが、自然に指がかかる位置へと変更され操作性は向上していると感じます。
また最初に書いた通り、新しい技術はファインダー機構やレフレックスミラー機構の簡略化に貢献していると思われとても小さく軽いボディーとなっています。


今回はα55の最大の特徴であろうトランスルーセントミラー・テクノロジーを中心にこの機種を扱ってみました。


ソニーはデジタルカメラ、特にデジタル一眼事業をどうしようと考えているのでしょう。
レンズマウントは旧来のAシリーズと新しいEシリーズの2本立てとなりました。

機種構成的にEシリーズはコンパクトデジカメの上位機種およびデジタルビデオカメラの上位機種といったところを考えているのでしょうか。これらはホームユースの中の上位層を取り込む形になると思われます。

Aシリーズは今回発表された機種は型番から想像するにエントリー機種およびエントリー上位機種と考えられます。特にα55はGPS内蔵など意欲的なところも多くコンパクトデジカメに飽き足らなくなった層に対する訴求は大きいと思います。

ではこれまでα700やα900といった機種を愛用してきた従来からの写真愛好家に対する訴求はというと今ひとつ弱い感じがします。それをカバーするためにα70やα90(もしくは750や950)といった機種が発表されるかもしれません。


いずれにしても1メーカーで2マウントを維持するのは容易ではないため将来的にラインアップが整理される可能性が残されていると感じます。それは上位機種の発表でハッキリとしてくると思われますが、その為にもα55がそれなりの出荷台数を確保することが試金石となるかもしれませんね。

2010年10月2日土曜日

AppleCare

ヨドバシカメラマルチメディア博多まで出かけてきました。

目的は仕事用に使っているiMacの保証が切れるのでApple純正の延長保証ともいうべきApplecare Protection Plan for iMacを購入するためです。これによりiMacの保証は2年間延長され合計3年間の保証と各種問い合わせができることになります。




iMac用は価格も安いので加入することをお進めします。
僕は以前MacBook Proを使用していた時に入り忘れてしまい、2年経過した頃にロジックボードがお無くなりになられて泣くに泣けない経験をしたのでなおさらなのかもしれません。

いざという時の保険ですが、MacはAppleに修理に出すとアッセンブリー交換を基本としたゾーン料金になっています。
これにより液晶パネルの破損やロジックボードの故障などの大規模な故障の場合の修理料金は抑えられていますが、キーボードの反応が悪いなどのちょっとした故障でもそれなりの修理料金になります。



今使っているiMacはMacBook Proが故障して使えなくなったために急遽用意したのでAPPの費用まで捻出することができなかったので購入が遅くなってしまいました。
保証期間内でしたが、液晶パネルの焼けによるパネルアッセンブリーと表面ガラスの交換という事態になってしまいました。機械ものですからいつどのような状態になるかはわかりません。
仕事などに使っていて故障して使えなくなってしまうと困るという方は特に検討してみられるといいと思います。


またサポートラインへの問い合わせも90日間から3年間に延長されますのでMacをきちんと使っていこうと考えるとAPPの価格も予算に入れておいた方がいいかもしれませんね(^^)

Windows機メーカーでも同様な延長保証制度を設けているところもあります。

2010年10月1日金曜日

今日から10月

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今年もあっという間に10ヶ月目。
今年のはじめから準備を始めたことのひとつがお写ん歩教室として実現しています。

10月の予定表を眺めながら今月実行したいことをあらためて考えてみました。
そんなことをしている間に来週の予定が2件決まってしまいました(笑)
今後のことを考えて動いている写真以外のことも含めると意外と時間がない(^^;;


まずはBar梅ノ香さんにお邪魔して撮影させていただく!
以前このブログでも紹介した梅ノ香さんですが、これは今月上旬に撮影を終らせたいと思っているのです。
以前からきちんとした形で撮影させていただきたいと思っていたのだが先日OKが出た。OKが出た途端に僕の予定が埋まってしまい撮影が延び延びに。何とも皮肉な状態ですが『念ずれば叶う』と思っていますので早い時間に連絡してスケジュール調整をお願いしようと思います。


もうひとつはハウステンボスの撮影。実はまだハウステンボスを訪れたことがありません(^^;;
今月はガーデニングワールドカップが開催されるとのことで花(というか花壇など)の撮影の勉強も兼ねて撮影に行きたいですね。こちらはハウステンボスツアーの撮影同行が決まりそうなのでその時に時間をつくれればと思っています。


お写ん歩教室は10月17日(日)10時から東京からの参加者を迎えるということで決定済ですが、来週の8日(金)・9日(土)あたりでせめて講評会でも開催できればと思っています。
ただ講評会への参加希望人数が未知数なので、参加してみたいという方がいらっしゃればご連絡いただけると助かります。
現在考えている講評会の形態は2〜3時間程度・参加費3000円で各自持ち寄りの様々な写真についての講評や意見交換といった感じです。日時や場所のご希望があれば併せてお伝えいただければ考慮させていただきます。

あと10月22日(金)〜(土)に掛けて福岡市内のいわゆる博多部で千灯明が開催されます。ここでのお写ん歩教室の実現についてスケジュール調整をしています。夜間の撮影になりますので撮影のみになる可能性が高いです。こちらも参加ご希望の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。


9月末にバタバタとして10月の予定調整が遅れてますが、このようなことを考えながら調整しています。これ以外に個人レッスンも受け付けていますので気軽にご相談ください(^^)

SAVE JAPAN