2013年6月20日木曜日

より美味しく


EPL11655.JPG, originally uploaded by RayMay(62).

Via Flickr:EPL11655.JPG (E-PL1+14~42/3.5~5.6)


人情ならぬ人常とでも言いましょうか、美味しいものはより美味しく食べたいと思うのは人の常なのでしょう。

キュウリや茄子、インゲン豆など初夏の作物がベランダでたくさん実っています。
今年も豊作が期待できそうです。

最近はカラスも我が家の菜園に目をつけたのか、早めに収穫しないと食い荒らされるようになりました。
実るが先で食べていかないと食べきれないほどになるのですが、できればカラスではなくご近所や友人などに食べていただきたいと思いお裾分けさせていただいています。

EPL11665


美味しいものはより美味しく、と思うのは食欲の話だけではありません。

愛(め)でるというように目で楽しむときも美味しそうなことに越したことはありません。


目の前にある美味しそうな料理を熱い視線で見つめながら、どのようにカメラで料理したらより美味しそうに見えるかを考えます。
構図のみならずシャッターや絞りなどの露出、色味に影響するホワイトバランスなどなど美味しくするために調整できる項目はいくつもあります。

何をどうしたらいいかわからないときはカメラ任せのオートで撮影してみて美味しそうに撮れた写真を後から分析してみることをおすすめします。

撮影した写真をパソコンに取り込み画像編集ソフトなどでみてみます。
そのときにカメラがどんな露光条件で撮影したのかをカンニングするのです。
多くの画像編集ソフトは撮影したときのデータを表示してくれます。
ファイル名や撮影日時にとどまらず、シャッター速度や絞り値、ISO感度、ホワイトバランス。

これらは画像として残すために必要な露光条件であると同時に自分の好みの写真を撮影するときに必要な露光条件でもあります。

シャッター速度がこのくらいだと手ぶれしないんだとか、水が流れて撮れるんだとか、
絞り値がこのくらいだとボケが多く撮れるんだ、ここまで絞ると後ろまでピントが合って見えるなとか、
ホワイトバランスを変えると赤っぽく写ったり、青っぽく写ったりするとか、変な色の感じに写るときもあるよね、、、

などなど。


これらは写真の基礎的な知識なのですが、意識してシャッターボタンを押している人は少ないのではないでしょうか。

昔はこれらを意識して露光しないときちんとフィルムに残すことができませんでした。
僕は撮影の時のデータを手帳に残していた時期もあります。
現像した後に手帳を見較べることによって自分の思ったとおりに撮れているのはどの数値化を確認するのです。


現在は写真がデジタルになったことにより賢いカメラたちができるだけ画像を残そうとしてくれます。
撮影時のデータも画像といっしょに残してくれます。

もしもあなたが今よりも少し上手に写真を撮りたいと思ったなら、今まで撮った写真を見返してみませんか?
そこに自分の思い通りの写真を撮るための秘訣が隠されているかもしれません。

それは自分が造った料理が美味しいかどうか味見をすることに似ているかもしれませんね(^^)v


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