2011年12月4日日曜日

Adobe Photoshop Lightroom3

IMGP1087.jpg
Lightroom 3.5 で処理
IMGP1087
Aperture3.2.1で処理


今日の写真はPENTAX K10Dで撮影した同じ画像データをApple Aperture 3.2.1とAdobe Photoshop Lightroom 3.5 (Camera RAW 6.5)にて未修整のまま出力したものです。(画像をクリックするとFlickrのページに移動します)


3年ほど前に地元福岡から東京・汐留へと転勤になった友人。
最近忙しい中写真の勉強をはじめたようです。

以前はNikon D90を使っていたのですが、いつの間にかCanon EOS5Dmk2へ。
老体にあのカメラは重たかろうにと要らぬ心配をしながら時々写真を拝見させてもらっております(笑)
(そういう私もNikon D700を使ってますがw)


彼が写真をリスタートするにあたってお世話になっているのがEOS学園。
キヤノンさんが写真の普及や啓蒙、技術の向上などをもとに開催している写真教室です。
国内のカメラメーカーのいくつかがこのような形の写真教室を開催していたりします。
以前、といっても大昔は各社競うように写真教室や撮影会を開催していたものです。

それなりのコストはかかりますが、有名カメラマンのもとに指導を受けられるいいチャンスだと思います。

彼は自分が好きな写真を観ているうちに土屋勝義氏(http://tsuchiya.blog.so-net.ne.jp/)のことを知ったようで、その土屋氏から指導を受けられるということがモチベーションの中で大きかったようです。

彼がEOS学園で学びだして1年を過ぎたでしょうか、写真に変化が見て取れます。
これから先彼が何にカメラを向け、写真を通じて何を感じ学び取るか大いに興味があります(^^)


ところで最近、Facebookで彼がAdobe Photoshop Lightroom 3を使っているらしいというのがわかったので、使い勝手はどんなものか感想を聞いてみました。

僕自身はiPhoto’08で写真の管理枚数が増えすぎたときにAperture2に移行するかLightRoom2に移行するか悩んだ時期がありました。その当時に感じたのは直感的で画面が広く使えるApertureに対していろいろできることは多いが操作がちょっと複雑で画面上にいろんなツールが広がり狭く感じるLightRoomというものです。

僕自身は撮影時にできる範囲の補正や調整をかけるタイプなのでApertureやLightroomに多くの機能は必要ありませんでした。
たくさんの写真の中から不必要な写真をふるい落とし必要な写真に素早くたどり着ける。あとは簡単な補正とトリミングなどができれば十分ということもあって、結果的にその当時は若干安価だったApertureを購入し、今に至っています。


ところが最近、僕の幼い頃からの写真の先生のサークルのお手伝いをするようになってみるとみなさんWindowsユーザー(^_^;;
中にはPhotoshop CSをバリバリと使いこなしている方もいらっしゃいます。
が、フォトワークフローソフトをお使いの方はあまり見受けられず、みなさんメーカー純正のアプリケーションやAdobe Bridgeをお使いのようです。
それはそれで悪くないのですが、撮影枚数が多いとワークフロー自体にそれなりの時間がかかっているようです。
ワークフローソフトの利便性をお伝えしたいとは思うのですが、WindowsにApertureはありませんのでどのような方法をとるか思案中でした。

そこに友人の話が舞い込んできたので試用版を試してみることにしました。

ちなみに最近Adobeは乗換キャンペーンというのをやっていてアップグレード価格+α程度で新しくライセンスを入手することができます。(Adobeに現在使用中のアプリケーションの申請が必要です)


使い較べて一番に感じたのはLightroomの操作性があがったことでした。

狭い画面をできるだけ広く使えるような工夫やセカンドモニターへの対応、また多くの場面でキーボードショートカットが使えるようになっています。
とはいえ、まだまだマウスが手放せない状況も多くApertureほどスピーディーに選択処理を進めて行けるという訳ではありません。その代わりといっては剰りある機能の豊富さ。
暗室作業で行っていたことの多くがすでに機能として盛り込まれており、フォトコラージュなどデザイン作業を行うのでなければPhotoshop CSは要らないのではないかとさえ感じます。

現在はメインのセレクトはApertureで行い、大きな修正が必要な場合などにLightroomを使うといった二重の処理体制をとっています。写真データ自体はデータ専用HDDのフォルダーに格納していますのでそれぞれのアプリケーションで読み込み作業を行ってライブラリ(Aperture)やカタログ(LightRoom)を作成するだけなので作業の重複といった手間は感じません。


ただし、ApertureはAppleのLightroomはAdobeのRAW処理モジュールを使うので微妙に色味などが変わってきます。
今日の写真がその一例となればうれしいです。

また、それぞれに試用版が提供されていますので実際に見較べてみるのがいいと思います。
またRAW現像のためのアプリケーションソフトはこれ以外にもSilkyPixをはじめいくつかありますのでいろいろと調べてみられてはいかがでしょうか?(^^)


僕が使っているAperture3.2.1のMacAppStoreへのリンクです。

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